私が悪いところを直せば不倫は終わるかな?
居心地の良い家庭を作れば、いつかは夫は戻ってくるかも。
こんにちは!
シンママ歴5年のラーコです。
筆者ラーコは、妊娠中からの夫の不倫により離婚をしました。
信頼していたパートナーの不倫を知ったら、取り乱すのは当然です。
しかし、疑い責めるほど、機嫌が悪くなる夫も多いことでしょう。
『居心地の良い家庭を作って待っていれば、家庭の良さに気づいて戻ってくるはず』
そう思い、自然と不倫が終わるのを待つ人もいるかもしれません。
- もっと女らしくしていれば…
- 完璧に家事をしていれば…
- 夫の行動を気にしなければ…
- いつも笑顔でいれば…
しかし、その考えは危険です。
不倫は勝手に終わりません。
あなたが変わったところで、不倫夫は何も変わりませんよ。
以前は心を通わせ合っていた夫。
自分が変われば夫の心も戻るはず。
しかし、あなたの優しい心を利用して不倫を継続する夫も多いのが現実です。
- 不倫夫の心に寄り添うことの無意味さ
- 不倫を放置する危険性
- 現状を変えるためにできること
不倫夫にとって『良き妻』は『都合の良い妻』と紙一重です。
決して自分の頑張りが足りないなんて思わないでくださいね。
不倫夫のために自分を変える無意味さ

家庭への不満が不倫の理由ではない
人は不倫をするとき、家庭やパートナーとの関係性が悪いから不倫をするのでしょうか?
答えはNOです。
夫婦関係が良くても不倫は始まります。
確かに、パートナーに不満があって始まる不倫もあるでしょう。
しかし、大きな不満がなくても、不倫する人はするのです。
- 久々の恋愛感覚に浸っている
- 単に欲を満たせる
- 男としての存在意義を満たせる
- モテる自分を実感できる
状況は人によりけりですが、不倫の脳みそはこんなところです。
家庭は現実。
どこの家庭でも、大なり小なり不満はあるものです。
その現実の中に温かいものを感じ、家族としての成長を楽しめる人もいる。
その反面、夫・父としてではなく、いつまでも刺激ある恋愛に喜びを感じる人もいます。
決して、あなたに問題があるから不倫をしているわけではないのです。
妻の変化は求めていない
不倫の始まりは単なる欲満たしであっても、時間の経過とともに本気に変わる夫も多いものです。
そうなると、不倫夫には妻が見えなくなります。
あなたが夫のために必死で変わろうとしても、不倫夫はお構いなし。
もう妻には興味がないのですから。
いくら心地良い家庭を作って待ったところで、不倫夫はそんなもの望んではいないのです。
不倫夫が求めるもの
では不倫夫は何を求めているのでしょう。
それは、
『いかに穏便に不倫を継続できるか』
です。
不倫夫に見えているのは、新たなドキドキ・ワクワク。
いくら良き妻であろうと、子どもがいようと、家族の存在より自分の欲が大事な不倫夫は多くいるのです。
強いてあなたに求めることといえば、
『自分の恋愛の邪魔をするな』
不倫相手との時間を確保することに注力しているので、
- いかにバレずに不倫するか
- いかにあなたを黙らせるか
家族に対してはそんな思考しかありません。
良き妻であることの危険性

『良い妻』は『都合の良い妻』
夫の態度に違和感を感じたり、不倫を問い詰めたりした時。
- お前がこうだから家に帰るのが嫌になる
- お前のここがダメから一緒にいてしんどくなる
不仲の理由を、妻の責任にする夫がいます。
私の元夫がそのタイプ。
不倫は隠しつつ、不仲の原因を私にあるかのように言われ続けました。
そうすると、
- 自分にも原因があるのかな
- 自分が良い妻になれば夫は変わるかな
- 夫を問い詰めすぎると更に心が離れちゃうよね
そう考え、黙って居心地の良い家庭を作ろうと考える人も出てきます。
しかし、それは不倫夫のワナです。
もともと、不満から始まった不倫ではありません。
夫婦の不仲も不倫が始まってからのこと。
不倫の自由欲しさに、妻の責任にして邪魔者を黙らせているだけです。
夜遅くまで女といても、休日自由にデートを楽しんでも、妻から何も言われなければ不倫夫にとって快適な状態が出来上がります。
不倫夫は『話のわかる人間』ではありません。
あなたが寄り添おうとするほど、その優しい気持ちを搾取されます。
良き妻であろうとするほど、あなたは都合の良い妻となるだけです。
放置は不倫を助長させる
不倫は勝手に終わらないことがほとんどです。
それどころか、終わるのを待つだけでは、不倫は加速します。
- 始めはただの興味。家庭を壊すつもりはなかった。
- 次第に不倫相手に感情が入り本気に。
- 家庭の現実より、不倫相手との時間に心が満たされる。
- 妻や子どもよりも、不倫相手との人生を考え始める。
- 妻や子どもを自分の人生から切り離そうとする。
全ての不倫がそうではありません。
ですが、このように感情が推移する不倫夫もいるのです。
不倫に深入りするほど、家庭が邪魔な存在になるものです。
- 不倫の疑いがあるけど知るのが怖い
- 不倫はわかっていても、夫の心が更に離れるのが怖い
そんな感情から不倫を放置しても、夫は戻りません。
時間の経過と共に、深刻な状態になっていくのです。
不倫を終わらせる覚悟を持つ

終わらせる必要性
不倫は勝手に終わりません。
家族を傷つけた不倫夫であっても、家族を存続させたいのなら。
不倫を終わらせるしかありません。
放置しても悪化するだけ。
不倫の終わりを待っても、いつになるかわかりません。
- その間、あなたは笑顔でいられますか?
- 耐えるだけの生活、我慢できますか?
- それを見て育つ子どもは幸せですか?
不倫の終わりを待つ間に、夫から離婚を切り出されるパターンは珍しくありません。
元夫は、私が不倫を知らないと思い、女と一緒になる計画を立てていました。放置は事態を深刻化させるだけです。
不倫夫でも必要なら、不倫を終わらせる。
必要なければ、家族を終わらせる。
選択権は、不倫夫にはありません。
あなたにあるのです。
不倫の実態を知る必要性
不倫に対処するには、不倫の実態を知る必要があります。
- どこで出会った人か
- どれくらいの頻度で会っているか
- 期間はどのくらいか
- 密会方法
状況を知らずして、適切な対処は困難です。
合わせて、不倫の証拠は必ずとるべきです。
当人たちは不倫を絶対認めません。
状況が明らかに黒でも、核心をつくまではとことん否定します。
不倫をやめさせるのは、忠告では終わりません。
確かな証拠があってこそ、法的に働きかけることができるのです。
(それでも水面下が多いのが現実ですが)
不倫夫に寄り添うのは、女を排除した後です。先ではありません。
不倫の実態を知る中で、『こんな夫いらない』状態になることもあるでしょう。
その場合も、証拠があれば法的措置をとることが可能です。
自分と子どもの今後の生活を考えても、証拠が有効に働くことになります。
怖いのは、不倫の事実を知らないまま、もしくは不倫の証拠がないまま、こちらを不仲の原因として離婚に持っていかれること。
不倫夫は、何の制裁も受けずに女と新たな人生に踏み出したいのです。
簡単に家族を切り捨てます。
証拠があれば、有責配偶者からの一方的な離婚は認められません。
なんだか騙しているみたい。
話せばわかるんじゃないかな。
昔はわかり合ってた関係だから。
そう思うのは当然です。
しかしいつまでもその感覚でいると、不倫夫の思うツボ。
相手を騙し続けたのは、あなたではなく、不倫夫です。
選択権はあなたにあります。
家庭の中で必死に戦ってるあなた。心は限界ですよね。
でもね、あなたの幸せ、子供の笑顔を守るために、立ち上がる時が必要なんです。
まとめ:自分が変わっても不倫は終わらない

- 家庭に大きな不満がなくても不倫は始まる
- あなたが変わることに意味はない
- 不倫夫に寄り添うことは、快適な不倫環境の提供になる
- 放置すると不倫は加速する
- 終わらせる覚悟を持つ
- やめるも続けるも、証拠が働く
不倫夫は、もはや心を通わせ合っていた人間ではありません。
あなたの知っている夫は、もういないのです。
だから、
『私が変わって夫の気持ちに寄り添えば、不倫は終わる』
その思い込みは捨てましょう。
そう思えるあなたは、とても優しい人間です。
ですが、不倫はあなたの問題ではありません。
不倫夫の心の問題です。
あなたが変わっても何も響くはずがありません。
現状を変えたいなら。
- 実態を把握すること
- その上で、適切な処置をとること
もし自分にも反省点があるなら、寄り添うのは不倫を終わらせた後の話です。
終わらせる勇気が必要なのです。